2018年、新年のご挨拶。

新年あけましておめでとうございます。

2018年も三輪舎をよろしくお願いいたします。

2017年はたくさんの出会いがありました。

2月から仲間たちとともにブックマーケット「本との土曜日」をはじめました。ことのほか盛況で、この一年でなんと10回、ほぼ毎月開催しました。10月にお休みしたときには「今月はやらないの?」と連絡をくれるひとがいました。この小さなイベントを心待ちにしてくれているひとがいます。とても幸せなことです。そして、このイベントを通じて、ともに本づくりをしようと声をかけてくれるひとがいました。まだ公にはしないのですが、今年つくる予定のもののうち2〜3冊はこのイベントがきっかけで出版することになります。

また、同じく2月に、出身地の茨城県で開催された「茨城県北ビジネスコンテスト」でちょっとした賞をいただきました。この企画に応募したことがきっかけで声をかけてもらい、同じく茨城県が企画する「茨城県北クリエイティブプロジェクト」に副ディレクターとして参加しました。県が活性化の重点地域とする県北エリアに“クリエイター”を誘致するという難しいプロジェクトで、そのPRのためのコンテンツ制作をしています。副ディレクターでありながら横浜に住んでいる私がじぶんで茨城で取材し、発信するという作業は難しいものです。そもそもビジネスコンテストで出品した企画は、地域での雑誌づくりを通して取材・編集・発信をする仲間をつくり、あるいは育て、(いつか自分がそこで働くための)コミュニティをつくるというものでした。このプロジェクトに誘ってもらったおかげで、地元で新たなネットワークを築くことができ、本来の目的である雑誌づくりの下地を整えることができつつあります。なお、今年2月には日立で「県北ライター講座」を開きます。地元で書きものをして生計をたてているひとはそう多くありません。けれど、書くことの価値をもっと高めることができれば、様々な場所で機会があると思っています。ウェブや雑誌で書く機会もあるでしょうし、企業で広告や冊子を制作したり、なんならコピーを書くこともできます。ちょっと技術が肥えてくれば、自分で媒体をつくって発信することもできます。県北ライター講座がその端緒になればと思っています。詳細は後日お知らせします。

本の話に戻りますが、今年の3月を目標に一冊の本の刊行を予定しております。本づくりの川上から川下まで、作家、編集者、校正、装丁、印刷、製本、営業、取次、本屋、古本屋、とそれぞれも“持ち場”で生きるひとたちに、「本を贈る」というテーマで書いていただいております。詳細をお伝えするのはもう少し先になると思いますが、本を好きなひともそうでないひとも、きっと楽しんでいただけると思います。商売にかかわっているひとにはぜひご高覧いただきたい本です。

そして、アートブックもつくります。ずっと温めていましたが、今年こそ成就することになりそうです。ふたつあります。ひとつは翻訳、もうひとつはオリジナルです。

2017年は一冊も本を出せなかったことが悔しかった。でも、2018年のための下地だったと思っています、と今年の年末に胸を張って言いたい。今月から三輪舎は5期目に入ります。今年もよろしくお願いいたします。

 

代表取締役 中岡祐介