本のECサイトについて

 オンラインショップ機能を実装しました。本日よりご利用になれます。

 三輪舎は最初の2年ほどはオンラインショップを別で運営していましたが、その後、できれば書店で購入してほしいという思いが強くなったので、やめていました。しかし、コロナ禍の影響で外出が厳しく書店へ行けないひと、またAmazonなどネット書店で弊社の書籍が補充されない事態に陥っていることなどを踏まえ、やってみることにしました。

 また、最近ウェブサイト全体が重いなぁと思っていまして、これを機に全面的にリニューアルすることにしました。リニューアルにあたって実現したかったのは、書誌情報ページとECサイトを統合すること。他の版元のウェブサイトを見ていると、それらが別々になっていることが多く、ゴールまでのアプローチが長いのです。もちろんそれには理由があって、既存のウェブサイトをECサイト化するのはとても面倒かつお金のかかるから、BASEやStoresを使用して別で立ち上げるのが手っ取り早い。

 しかしながら、BASEなどのシステムは使い勝手はよい反面、手数料率がたいへん高いのです。クレジットカード決済の手数料だけで3〜4%はかかるとして、それに上乗せで2-3%かかる。月々の売上が50万円として、3%=1万5千円の差となります。薄利多売の業態でこの差はとても大きい、というわけです。

 いろいろ調べていると、CMSであるWordpressのプラグインでWooCommerce(ウーコマース)というサービスがあって、これにオンライン決済サービスであるSquare(スクエア)やPaypal(ペイパル)を連携させれば、Squareの手数料(3~4%)だけでECサイトを運営できることがわかりました。Squareは出張販売時にPOSレジのシステムとしても使えます。また、クリックだけで請求書を作成・送信ができる(そして請求書をクレジット決済で支払ってもらうことも可能)のでこれまでずっと使っていました。それに加えて、ウェブサイトでの決済だけでなくリアル在庫とオンライン在庫を連動することもできるので大変便利なサービスです。

 そういうわけで、いろいろ苦労しながらではありますが、こうして形になりました。なんとか4月末に間に合いました。間に合ったからといってどうというわけではないのですが。何しろ初めての試みなのでうまくいくか不安もあります。しかし、うまくいけば、出版社や書店がオンラインショップを運営していくときにコストカット&業務効率化が可能となります。そして何より、お客さんにとって購入しやすい仕組みをつくることが一番大切です。今後、どうなったのかちょくちょくお知らせしていきたいと思います。

 ご興味のある版元や書店さま、お声がけくださいまし。

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