なにごともなかった一日のよる。目をとじるとおもいだす、なんだか気になる、たくさんのできごと。かえりみちにいた白いネコのこと。じゃんけんでへんなチョキをだしてたやつのこと。よし子せんせいがおとこの人と手をつないでいたのをスーパーでみかけたこと。
あれはなんだったのか。ゆめうつつのなか、いつしかときをかけて、とうとうぼくは「さいしょのにんげん」にであう。
しまおまほ×堀道広のコンビによる、壮大かつ最高に“妙ちき”な絵本!
3年の制作期間、行きつ戻りつ推敲に推敲を重ねてようやく出来上がりました。まさに「おそくて、よい本」を標榜する三輪舎にふさわしい絵本になりました。実は本書にはいくつものしかけがあります。読者のみなさんは「あれはなんだったのか」と何度も読み返すことになるでしょう。
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エッセイスト。1978年、東京都生まれ。大学在学中に『女子高生ゴリコ』でデビュー。雑誌などでエッセイや小説を発表するほか、ラジオのレギュラー出演などでも活躍。著書に『スーベニア』(文藝春秋)、『家族って』(河出書房新社)など。
うるし漫画家。1975年、富山県生まれ。1998年『月刊漫画ガロ』でデビュー。元うるし職人。著書に『おれは短大出』(青林工藝舎)、『ふにゃふにゃ一揆』(ホーム社)、『金継ぎおじさん』(マガジンハウス)など。