父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗

父親が子どもとおもいっきり遊べるのは、子どもが幼稚園の年長さんくらいから小学生高学年にさしかかる頃まで。たった5、6年しかない。もっと小さい頃はいわゆるイクメンとしてふるまうのが正解だと思うし、中学生になれば部活や塾がはじまって子どものほうが忙しくなる。何より思春期という難しい時期だ。この5、6年は、いってみれば、父としての青春期。この期間をどう子どもと遊ぶか。日常の風景から浮かび上がってくる、父としてのふるまいとは。

書誌情報
価格
¥1,300+税
刊行日
2016年01月18日
ジャンル
ISBN
9784990811617
判型
四六判
製本
並製
頁数
224ページ
刷数
3刷(累計7千部)
装丁
三輪舎/装画:堀出準
校正
椎名寛子

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著者について

布施太朗

ブランディングディレクター、クリエイティブディレクター。otonto編集長、朝日おとうさん新聞otonto JOURNAL編集。1969年大阪府生まれ。1994年早稲田大学卒業後、株式会社リクルートに入社。その後、株式会社パラドックスに入社。企業や商品のブランディングや広告制作に関わりながら、2011年、「父と子の遊びサイト・otonto」を立ち上げ、世のお父さんが面白く生きていくための情報を発信しながら、父子をテーマにした執筆や商品ブランディングなどに携わっている。

目次

はじめに

1 オトンになるまで

もっと、子どもと。

2 オトンの日々
オトンはハッとする
ビーチサンダル親子
年末の片付け。子どもの気持ち。反省。
失敗したフリしてますか
レッテルのこととか
兄弟
コラム・子育ても家づくりもDIY(前編)
オトンの決めごと
「やっといたぜ!発表」はじめました。
それ、信頼残高っていうのよ。
ホメアイ鍋
サプリメントじゃない効果
それは、家族とのご飯より大事なことか?
どんなときも、決めるのは自分
囲炉裏BBQ

オトンと家で
読み聞かせ?寝る前の三題噺
小さなラジコンヘリ!
磨き粉は先に買う。
週末ヒットソング
居心地の悪い子ども部屋
子どもが主役・本棚のつくりかた
本立てるやつ、つくりたい!
DIYは晩飯前
子どもと一緒に成長する家

オトンが忘れたくないことばとか
僕の好きなものは、ベスト盤には入っていなかった。
酒の肴は読書感想文
その時期しか言わないことば、書かないことば
口車に乗せられて
次男の日曜日
熱よ下がれ
トンネル
自転車でコキコキと

3 オトンとでかける

オトンと自然のなかへ
子どもは遊びをこしらえる
子どもは遊び道具もこしらえる
準備が、その日を面白くする
SUP、会話、海の上。

オトンと街へ出よう
神保町古本屋巡り
男三人クレープを食う!
雪だるまなのか雪のお城なのか
球場観戦は豊かだな
ガード下で子どもと一杯
コラム・子育ても家づくりもDIY(後編)

4 オトンの背中
オトンとこで、はたらこう!
リゾ勤のススメ

5 オトンと旅

いにしえの都とナニワ旅
はじめてのひとり新幹線
大阪城はエラかった!
鹿せんべい奪われる
親父と同じことをしていた
最後は通天閣へ!

四万十川カヌーとキャンプ旅
カヌーの旅がしたいのだ
パッキングの巻
四万十川の前の日
初日
二日目
三日目
四日目
後日談・夕焼け空

オトント旅の醍醐味
忘れもの
親子で落語チャンネル

オトンの時代をつくる

あとがき

版元より