草相撲

 今日は子どもたちと三人でスーパーへ買い出しに行った。多少混雑はしているものの、いっときよりも落ち着いている。とはいえ、感染のリスクがあるので、本当は避けるべきだがしかたがない。バターを購入。外出自粛生活中には必須である。同じく薄力粉を補充したかったが売り切れていた。たこ焼き第二弾のための材料としてバナメイエビを購入。エビの養殖、といえば『フォレスト・ガンプ』を思い出す。フォレストがベトナム戦争従軍中に出会った友人バッバのことをずっと忘れられない。エビといえば、貧困を想起する。そういえば続編『フォレスト・ガンプ2』が公開されるときいて、原作を読んで待っていたのに、いつの間にか忘れてしまっていた。

 スーパーの帰りに菊名池公園に立ち寄る。この公園は半分は水道道(すいどうみち)を挟んで池エリアとプールエリアに分かれている。プールは休業期間中は低い柵に覆われている。「市営で安い」「屋外」「流れるプール」という三拍子揃ったプールで毎年夏は家族でお世話になっている。「コロナのせいで入れなくなったらいやだ」と娘。息子もぷんぷん怒っている。

 柵を乗り越えて水面を覗き込むと途方も無い数のオタマジャクシが蠢いていた。プール中に繁殖しているようで、おそらく百万匹はいるだろう。よく成長していて、すでに足が生えている。彼らはこれからどうするのだろう。例年では5月末にはプール開きの準備に入り、溜まった水を全部抜いて清掃している。カエルはそのときに殺処分されているのだろうか。

 子どもたちと草相撲をして、二連敗。そのあと車に乗ったとき、娘が「いっちゃん(娘のニックネーム)さぁ、とうちゃんと草を引っ張って遊んでいたら、保育園に行きたくなっちゃったんだ。おともだちと園庭で遊んだことを思い出したんだ」と呟いた。