みたび、同じ本を世に出す。/『バウルを探して』制作手帖①

大きな出版社から二度刊行されたわけだから、すでに多くの読者を得ている、もっといえば、これ以上読者を増やすことはできるのだろうかという疑問を、普通は抱く。それでも、『バウルを探して』を出したい。この本はもう一度、違うかたちで世に出ることを求めているのだから。